セラミックにも用途によって種類があり、大きく分けると、2つに分類されます
色彩豊かで、かつツヤ感と透明感もあるが、強度が弱い。
強度は高いが、透明感に欠ける。前歯をこのセラミック単体で使うと少々不自然である。
ただし、奥歯に使う場合や、部分セラミックとしては定評があり、フルジルコニアやフレーム用のE-MAXがこれに相当する。
一般的にセラミックと言われるのは①の審美セラミックなのですが、この審美セラミック単体の強度は非常に弱いので、何か強度のあるフレームの上に審美セラミックを塗るという方法でないと、すぐに壊れてしまいます。
今でこそ、②のフレームセラミックがありますが、10年以上前は、このフレームセラミックが無かった為、フレームには金属を使い、その上に審美セラミックを塗るという方法がメインでした。
ただ欠点として、フレームに使用している金属が、長年使用する事によって歯茎に溶け出して、ピンクの歯茎を黒紫色にする事があります。
今の40代以上の芸能人の方で、たまに歯はキレイなのに歯茎が紫な方がいるのは、このメタルフレームの影響なのです。
※ちなみに健康保険で作る歯には必ず補強としてメタルが使われています。